(画像左から 大西、吉元)
自社をよく理解する社員が、募集職種や自社のカルチャーにフィットしそうな友人/知人を紹介する「リファラル」採用。フライウィールにおいては創業期から多くのメンバーがリファラルによって採用され活躍しています (かくいう筆者の私、佐々木もリファラルで入社しています)。
数ある事例の中から、リファラル当事者の対談を通じて、採用成功の秘訣に迫ります。
リファラルインタビュー 第一弾は、Business Administrator として入社をした吉元さんと、その吉元さんを紹介してくれた HR Specialist 大西さんの対談です。
正社員としてはフライウィール初の営業事務職の採用ということもあり、大切な1枠の採用に向けてペルソナ設定にも力が入りましたが、入社初期から自立自走で営業事務領域の最適化に向けて奔走してくれている吉元さん。採用成功に至った背景にある二人の関係性と、その採用を実現に導いたリファラル採用ならではのメリットを対談から紐解きます。
大西 真美 HR Specialist
新卒で生命保険会社に一般事務職として入社。その後DTPデザイナーを経て、しばし育児のため専業主婦に。二児の母として税理士法人で人事/総務/法務/経理/マーケティングなどバックオフィス全般に従事。2020年にIT系企業にてIPO労務専任となりIPOにまつわる様々な業務に携わる。2023年にフライウィールへ参画。IPO労務を中心に就業規則、人事制度、評価制度、研修制度などHR業務を幅広く担当。
吉元 知香 Business Administrator
アパレル業界での接客や越境ECプラットフォームサービス会社で営業を経験した後、アパレル会社・IT会社にてバックオフィス業務(主に営業事務業務)に従事。前職のIT会社では業務推進としてIPO準備業務にも携わる。2023年12月にフライウィールに参画し、フライウィール初のBusiness Administrator(営業管理)としてIPOに向けた社内プロセスの整備に奔走中。
信頼からうまれたベストマッチのリファラル採用
– まずはお二人の関係性から教えてください!
大西:前職のIT会社時代の同僚です。私は当時人事領域を幅広く担っており、コーポレート部門の採用も担当していました。
吉元:大西さんとは1年半程一緒に働きました。前職で営業事務の募集があった際、採用担当としてカジュアル面談を担当してくれたのが大西さんでした。大西さんは前職で「お母さん」と呼ばれて慕われていて、私も信頼していただけに、大西さんが前職を退職した時はとても寂しく感じたのを覚えています。
– 大西さんは前職でも吉元さんの採用に関わっていたんですね!
大西:そうなんです。今回フライウィールで1人目の Business Administrator を採用することになった際、採用責任者やリクルーターとともにペルソナイメージを膨らませていったのですが、真っ先に吉元さんの顔が思い浮かびました。
– 具体的にどのような点でマッチすると感じましたか?
大西:前職における業務経験との親和性が圧倒的に高いため、業務の遂行は間違いなくできると思いました。緊急対応が多く瞬発力のいる仕事ですが、吉元さんの持ち前の面倒見の良さや丁寧且つ迅速な対応力はフライウィールにポジティブな空気を醸成してくれるだろうな、と。吉元さん自身過去に営業経験があるため、営業が何を欲しているかを意識したオペレーションにも強みがあり、業務経験・知識・カルチャー すべての点においてフィットするであろうと考えて吉元さんに声をかけました。
「転職予定なし」のステータスから、カジュアル面談を受けるに至った心の移り変わり
– 大西さんからの連絡を受けて、吉元さんはどう思いましたか?
吉元:LINEで連絡がきた時は、転職について全く考えていませんでした。大西さんから声をかけてくださったこと自体は嬉しかったのですが、話を進めるかどうかはかなり迷いがありました。そんな時、「ランチ奢ってあげる!」と言われて・・・(笑)
大西:フライウィールには「リファランチ」といって、リファラルのお誘いや候補者との情報交換を目的としたランチ代を会社が一部補助する制度があるので、まずは久しぶりに会って話そう、と声をかけました。
吉元:大西さんと久しぶりに対面で話せたのも嬉しかったですが、何よりランチの場でざっくばらんに募集背景や業務内容、職場の雰囲気等について聞けたことが自身にとってはプラスでした。大西さんからの「面接はお互いの理解を深める場だし、その上で辞退することもできるからまずは気軽な感じでカジュアル面談を受けてみれば良いよ!」の言葉に気持ちが楽になり、まずは一歩踏み出してみよう、転職するかしないかはそこから考えよう、という気持ちになりました。
-リファランチの場での大西さんからの会社紹介で、他に強く印象に残っているお話はありますか?
吉元:私はこれまでも転職先を決める上で誰と働くかを大切にしてきたのですが、naoto-san (フライウィールCEO 横山 直人) に関するエピソードに心打たれました。
大西:グループ会社の経営方針発表会で naoto-san が「フライウィールはどんな会社か?」と問われた際、事業内容や競合優位性についてアピールするかと思いきや、何の迷いもなく「社員の人柄が良いんですよね」と回答したことに衝撃を受けました。社員のことを誇らしく思ってくれて、それを真っ直ぐに表現できる社長の下で働けてて幸せだよ、と伝えました。
吉元:そのエピソードは率直に素敵だな、と感じました!フライウィールの良さに触れて魅力に感じてはいたものの、転職自体に対する温度感はそこまで高くなかったことが、選考においては却ってポジティブに作用したように思います。どうしても転職しなければならない状況ではなかったので、良い意味で心に余裕があったこと、また仮に入社することになった際、入社後双方にとってギャップがないよう、自身を良く見せようという考えは持たず、等身大の自分で選考に臨めました。
リファラルされた側だからこそ感じることができたメリット
-とても素敵なお話ですね!リファラルされた側としてどんなメリットを感じましたか?
吉元:これは大西さんの性格もあるかもしれませんが、会社の良い面ばかりでなく、課題や人によってはネガティブと捉えかねない内容についてもはっきりと開示してくれたことが大きいと思います。実際にその環境で働いているからこそ見えるリアルを教えてくれたことで、入社前後のネガティブなギャップを感じずにすみました。
大西:私個人のポリシーのようなものでもあるのですが、これまでのキャリアで採用を担当していた時代から、良い点も悪い点もクリアに伝えた上で、納得のいく意思決定をして欲しい、という想いの下、リファラルに限らず採用面接においても同様に対応しています。
吉元:これまでは「蓋を開けてみないと分からない」という不安と戦う職場もありましたが、大西さんのおかげで聞いていた通りの環境そのものだったため、その点においては全く不安なく過ごすことができています!
リファラル当事者として、次は自身がリファラルの良さを伝播するアンバサダーになりたい
-リファラルの良い点をお聞きしましたが、リファラルであるが故の不安はありましたか?
吉元:もし期待に応えられなかった時に、大西さんの顔に泥を塗ったらどうしよう・・・と不安に感じたことは正直ありました。ですが、フライウィールには1on1文化が根付いているため、週次でOKRの進捗共有や課題の解決、上長からフィードバックを得る機会に恵まれ、早々に不安は解消できました。また、入社後フォローアップ面談として、HRBPが入社 1ヶ月後/3ヶ月後/6ヶ月後 に面談を実施してくれる点もフォローが手厚いと感じました。上長には直接聞きづらいような自身への評価など人事の観点からアドバイスをくれたことで、過度なプレッシャーを感じず安心して業務に専念できたと思います。
大西:ちょうど私がコーポレート本部のHRBPを兼務しているため、入社後フォローアップも私が担当しました。吉元さんなら間違いなく活躍してくれるだろう、という信頼があったため、あえて「もっといけるよね」と伝えたこともありましたね(笑)。
吉元:それはプレッシャーに感じました(笑) というのは冗談ですが、自身が大西さんからのリファラルを通じて、入社をしたことに全く後悔のない、心から良い会社だと思えるフライウィールに出会えたので、今度は私がリファラルで声をかける側になりたいと思っています。毎週の Weekly Meetup で リファラル採用の協力をCEOの naoto-san 自ら呼びかけていますが、私も当事者の一人としてリファラルの良さを伝播していきたいです。
二人の対話からは、終始「信頼」の二文字が垣間見えました。大西さんからの機転を利かせたお声かけがなければ吉元さんとのご縁はなかったであろうことを思うと、こうしたご縁の一つひとつがいかに尊いものかを再認識するインタビューでした。
そんな二人が在籍するコーポレート本部の 中途採用ポジション一覧はこちら
2024年度 株式会社フライウィール 会社紹介資料|採用への応募者に向けたご案内 from FLYWHEEL Inc.
Author:佐々木 利雄 Manager of HR/TA
2021年11月入社。リクルーターとしてビジネス・コーポレート系職種をメインに採用業務に従事した後、現在はビジネス部門のHRBP業務や、人事総務・カルチャー推進等幅広く担当。前職は外資系人材エージェンシーのHRとして、採用を中心に労務・研修等人事業務に従事。