こんにちは、フライウィールでプロダクトマネージャーをしているよこいです。
今日は寒い冬を乗り切る素敵なツール、go links を紹介したいと思います。
こんな悩み、ありませんか?
- ブラウザのブックマーク(お気に入り)が異様に多く、またフォルダ階層が非常に深い
- ドキュメントに貼られているリンクがとても長くて、見栄えが悪い
- よく開くWebやドキュメントがどこに行ったかわからず、いつも探すのに時間がかかる
この悩み、go links なら解決できるかもしれません。
クラウドサービス文化
多くのITスタートアップも同様の状況かとも思いますが、フライウィールで働く上で、Google DocsやAWS、JIRAなどのクラウドサービスを、社員全員が常に活用しています。
例えば、Google Docsでは以下のように様々なドキュメントの作成・管理を行っています。
- 議事録
- プロダクト仕様(SPEC)
- プレゼンテーションスライド
- 簡易データ分析結果
また、JIRAではプロダクト開発を中心に下記の管理を行っています。
- プロダクトマイルストーンとそれに対する各種タスク
- 業務に関連した個人的なタスク
- 企業ホームページ(https://www.flywheel.jp/)やブログでのバグ・問い合わせ
- 入社関連の手続き・オフィス関連の購買・本の購入からアカウント作成など
これらのクラウドサービスを始め、様々なURLに対し、多くのチームメンバーが頻繁にアクセスする状況が多い中で、これらのURLの管理は非常に重要です。
この複雑な問題を、フライウィールでは go links によって解決し、個人的にも非常に生産性の高まりを感じています。
go links とは
go links は、簡単に言うと「組織内限定で使える短縮URL」です。組織に所属しているメンバーなら誰でも、任意の短縮URL(go/[任意の文字列])を作成でき、それを共有し、アクセスすることができます。
Google開発チームでも広範に活用されているらしく、フォルダをたくさん作る代わりにフラットな階層にファイルを置き、それぞれのドキュメントの go links を作成して、各自リンクを覚えたり、go links をまとめたドキュメントを作ったりして管理しているようです。
go links のメリット
短縮URLというと平凡に聞こえるかもしれませんが、「組織内限定」となると飛躍的に扱いやすくなります。感じているメリットは下記の4点です。
- 意識しなくても、自然とリンクが覚えられる
- 自身でgo linksを作成することはもちろん、チームで命名ルールを決めておくとほぼ確実に覚えることができます。そのためチャットなどでコピペをする必要もなく、「go/hogehoge でよろしく!」などと伝えることができます。demo をするときなども便利ですね。
- リンクを共有するときに、チャットやメール、ドキュメントの見栄えを損ねず、説明が少なくても内容を把握できる
- 短縮されたURLなので、URLだけで改行されたりドキュメント幅いっぱい使ったりせず、さらに内容が把握しやすいURLとなっています。
- 誰でも、どこでも、すべての共有リンクを使える
- Googleアカウントに紐付いており、企業がGoogleアカウントを用いていればアドオンとGoogleログインのみで利用できるため、新入社員や出張先でも便利です。
- リンクの編集が容易にできる
- 同じ内容・用途でもツールを変更したりなど、URLを変更する必要があるときに都度新しいURLを使うことなく簡単に編集してリンク先を変更できます。
go links (trot.to) の使い方
go links のツールにもいくつか種類があるようなのですが、フライウィールでは trot.to (https://trot.to) を利用しています。Webの説明も非常に丁寧ですが、英語しかないため簡単にこちらでも説明します。
- Chrome 拡張機能をインストールする
https://chrome.google.com/webstore/detail/trotto-go-links/nkeoojidblilnkcbbmfhaeebndapehjk
(このURLも長いですよね) - https://trot.to/ にて Google アカウントでサインインする
(メールアドレスでもサインインできるみたいです)
- go links を作りたいときに拡張機能アイコンをクリックして、
https://trot.to/#/ に移動する
- 飛び先URLとgo links の短縮部分を入力し、「Create」をクリック!
- 完成!簡単ですね!ここまで2分あればできます。
さいごに
みなさんの企業が、Chromeをチーム全員で使える環境にあるのであれば、非常にシンプルに社内の生産性を高めることができるため、go links の活用はオススメです!
フライウィールでは、Googleやマイクロソフトでの開発ノウハウを持つエンジニアを中心として新しいものを含め様々なツールや技術を積極的に取り入れ、生産性を常に高め続けようとする文化があり、これからもそういった生産性向上ノウハウをお伝えできればと思います。
さいごのさいごに、フライウィールはソフトウェアエンジニア、プロダクトマネージャー、データサイエンティストを幅広く募集しています。興味を少しでも持ってくれた方は、まずはぜひオフィスに気軽に遊びにいらしてください!(採用情報ページ、こちら「JOIN US」から連絡フォーム経由で連絡できます。「気軽に遊びに来たい」だけでも大丈夫。)
自己紹介
よこいけいすけ
リクルートコミュニケーションズにてマーケティングソリューション関連のプロダクトオーナーを担当。それ以前はアカツキにて新規事業開発、マイクロソフトディベロップメントにて検索エンジンBingの開発プログラムマネージャー。東京大学大学院修士課程修了。専攻はComputer Science。ヤクルトファン。