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「All Hands」で振り返る2022年上半期〜組織と社員との関係の質にこだわる

こんにちは、ピープル&カルチャースペシャリストの小圷です。

今回の記事では、先日6月24日にフライウィールで行われたAll Hands(オールハンズ)について、カルチャー担当の視点から、内容と運営において意識・改善したことをご紹介できればと思っています。

All Hands

All Handsはフライウィールが定期的に開催している全社員参加型ミーティングです。年2回、上半期(6月)と下半期(12月)に振り返りを実施し、中長期的な戦略の理解深化、全社のミッションの再認識を目的に開催しています。All Handsの目的を書いた別記事もご参照ください。

フライウィールは一人ひとりの持つ価値や影響力を大切にしており、会社の成長のためには個人の成長も欠かせないと考えています。All Handsにおいては、会社と一人ひとりの関係の質を高める機会として捉えています。振り返りでは個々の成果や成長を実感できるよう、プレゼンターとして登場したり、FLYAWARDというお互いを称賛しあうアワードを設けています。そして、未来に向けた戦略についても、何を目指しているのか理解深化を得られるような機会としています。会社との関係の質が改善されれば、一人ひとりの思考の質が変わり、行動の質も高まり、さらに結果の質がより良くなります。

運営の工夫

今期のAll Handsは新規メンバーの割合も増え、オンライン・オフライン含め55名の参加となりました。会社として大切にしているRespect open communication & feedbackの取り組みの一環として、毎回All Hands終了後に実施するアンケートで得た参加者からのフィードバックを基に、幾つか改善をしています。

一つ目は、開催場所です。前回は感染症対策として密を避けるためにも複数の会場で開催しましたが、メイン会場以外にはどうしても一体感や臨場感が伝わり難いというフィードバックがありました。できる限り同じ場所で、そして一体感や臨場感をもってAll Handsに参加してもらいたいと思い、今回は参加人数に対してかなり広めのスペースで開催しました。

二つ目は、部署ごとの取り組み内容・メンバーの役割を組織図を使って説明する時間を設けました。これは直近に入社したメンバー達にとって他部署のチーム・メンバーの役割のイメージを容易に掴んでもらえるよう意識しています。

日々の業務で自分が抱える質問の問い合わせ先や、リクエストをお願いできる窓口はどこなのか、新しい会社・環境に入った際に誰もが一度は感じたことであろう小さなフラストレーションの解消を意図しています。結果的に、本来不必要ともいえる些細なことにかかる時間を低減し、本来費やすべき業務に集中してもらいたいと思ったからです。

All Handsに限らず全社会議は常に録画されており、入社オリエンテーションの際のオンボーディングトレーニング資料として活用したり、その日お休みで参加できなかったメンバーへのキャッチアップ資料としても利用しています。

三つ目は、進行中に質問・疑問を抱えたままで理解が妨げられないよう、リアルタイムでQ&Aのボードを共有し、該当アジェンダの時間内で答えられるような質疑応答の場を設けたことです。結果として、多くの質問・意見・感想が集まりました。

自分の考えや気持ちを、誰に対しても発言できる環境を整えることで、一人ひとりの消化不良を防ぐことを目指しています。また、色々な視点からの質問をメンバー全員で確認できることは、お互いの理解を深め、より強く共通認識を持つことにつながります。

FLYAWARD & TGIF

All Handsの後半では、FLYAWARDとTGIFを実施しました。直近半年間でフライウィールのバリューを最も体現した人を対象とした表彰プログラムと、豪華賞品をかけたクイズ大会です。そんな社内イベントを企画・運営するのは、フライウィールではカルチャー担当だけではありません。EVG(Employee Volunteer Group)という、部門・職種を超えたメンバーで構成するグループが、イベントのアイディアから当日の進行まで担います。

ボトムアップで一緒に創り上げていくことで、普段関わることがないメンバー同士にも相互作用が生まれています。回を重ねるごとにパワーアップしている社内イベント、今後にも期待しています!

エンゲージメントサーベイ

今回のAll Handsでは年に一度実施しているエンゲージメントサーベイの結果を共有するパートも設けました。エンゲージメントサーベイとは、会社・組織の状態をメンバーがスコアリングし可視化する調査です。メンバーの「本音」を通じて見えてくる組織全体の健康状態と、組織と社員との「関係の質」を把握し、更にそこから出てきた課題がありのままに発表されます。内容は事業戦略、カルチャー、福利厚生など、幅広く沢山のフィードバックが集まりました。一つ一つの課題を経営陣が真摯に受け止め、その場で具体的な改善策、施策を示していたのが印象的でした。

左からCEO横山・CTO波村・VPoE小西

まとめ

フライウィール創業当初から変わらない価値観である「データへの可能性を信じること」。All Hands全体をみても、各パートがデータを軸にした発表内容であり、我々のValuesの一つであるBelieve in Dataが体現されていました。CEO横山も絶えず発信している「データを楽しむ、データで示す、データで語ることが大切である」という言葉も充分に浸透しているようです。開催後メンバーに向けたアンケートを実施した結果、前回が5段階評価で平均スコアが4.0だったのに対し、今回は4.2となり満足度は向上していたようでした。フィードバックを受け常に改善を意識しながら、より良いAll Handsの機会を提供していきたいと思っています。

最後にはなりますが、そんな創業当初からの思いを語っているCEO横山, CTO波村のメッセージ動画を今年5月に公開しました。是非ご覧ください。この動画をきっかけに、フライウィールに応募いただいた方がいると採用チームから聞き、動画制作に関わった身としては嬉しく思っております!

引き続きフライウィールはミッションである「データを人々のエネルギーに」の実現に向けて邁進していきます!


フライウィールではビジネス案件の伸張に伴う業務拡大につき、新しい社員メンバーのキャリア採用を強化しています。詳細はこちらをご確認ください。


Author: 小圷 加代子(フライウィール ピープル&カルチャースペシャリスト)
総務担当。以前はMicrosoft Development Ltd.にてAdministrative AssistantとしてBing検索兼AI Chatbotの部署を担当。