こんにちは。10月よりConataチームにカスタマーサクセスマネージャーとしてジョインした黒川です。フライウィールでは、先日10月20日にエンジニアチーム主催によるオフサイトミーティングを実施しました。メンバー間の交流を深めるとともに、組織カルチャーを知る絶好の機会となりましたので、新規メンバーの視点からご紹介します。
ミーティングは、緊急事態宣言が解除されたこともあり、オフラインを中心としつつオンラインとのハイブリッド開催となりました。エンジニア部門のみならずビジネス部門からも多数の有志が集まりました。
主な内容は、参加メンバーによるLightning Talk。フライウィールではデータを軸にしながらも多様なプロジェクトを展開しているため、トピックは多岐に渡りました。下記はその中の一部です。
1. 業務内容の紹介
- データサイエンティスト、プログラムマネージャー、広告オペレーションなど各職種における業務内容、体験談の紹介
(なお、私は過去の経験を踏まえた「スタートアップにおけるカスタマーサクセス」について発表しました)
2. 取り組んでいるプロジェクトや開発システムの概要
- NTTドコモ様との「スーパー販促プログラム」におけるData Visualization
- DOOH(Digital Out of Home)の配信、計測ロジック
- パーソナライズプラットフォームConataにおけるパフォーマンス予測モデル
※各プロジェクト、サービスについては下記詳細情報を是非ご覧ください。
導入事例:株式会社NTTドコモ(スーパー販促プログラム™)
ニュース:大阪メトロ アドエラへのDOOHのプログラマティック広告配信 プラットフォームを提供
サービス:Conata(コナタ)™〜パーソナライズプラットフォーム
3. 開発において導入・テストした技術やサービスの紹介
- データオーケストレーションツールDagsterとApache Airflowの比較
- SnowflakeとBigQueryのパフォーマンス比較検証
- 全文検索エンジンVespaの紹介
- WebデザインツールFigmaの紹介
Lightning Talk終了後には、オフライン参加メンバーによる昼食会も開催されました(換気・会話時のマスク着用などの感染症対策は入念に行っています)。長くリモートワーク体制だったため、対面での会話が久しぶりとなるメンバーも多かったようで、大いに盛り上がりました。
私がこの会を通じて終始感じたのは、部門を問わずメンバー全員がフライウィールの掲げるカルチャーを体現していることでした。「Believe in Data」を軸にした発表内容はもちろんのこと、データの価値を高めるために部門・職種の垣根なく会話が繰り広げられていて、まさに「Respect open communication and feedback」を実感しました。(私のような新規加入かつ非エンジニアが、これって何がどういい技術なの?このプロジェクトはどこが特別なの?と聞いてもわかりやすく解説してくれます!)
また他の参加メンバーにとっては、自分の関っていないプロジェクトや開発の舞台裏が現状どうなっているか知る格好の機会だったようです。特にエンジニアはやはり新規技術のテストや導入に興味津々で、紹介されたものから開発全体への採用を検討しているものもあるようです。
以上、オフサイトミーティングの開催レポートをお送りしました。新メンバーの私にとっては、前線でプロジェクトに取り組むメンバーからのバラエティーに富んだ情報を得ることができ、フライウィールの事業全体像を立体的に捉える上でとても有益なミーティングでした。それと同時に日々ビジネスが拡大されているフライウィールにおいて、こうしたメンバー間の情報共有・交流を図ることは、組織全体の創発性やスピードを高める重要な場としても機能していると感じました。
フライウィールではビジネス案件の伸張に伴う業務拡大につき、新しい社員メンバーのキャリア採用を強化しています。多彩なエンジニア職でのポジションや、もちろんビジネス職での採用も引き続き行っています。詳細はこちらをご確認ください。
Author: 黒川 隆雄(フライウィール カスタマーサクセスマネージャー)
SaaS型パーソナライズプラットフォームConata(コナタ)™の導入企業向け支援およびサービス改善を担当。前職のLINEではデータ活用のストラテジックプランナー、それ以前は動画広告のスタートアップFIVE社でのブランド広告営業マネージャー、博報堂でのアカウントスーパーバイザーを担当。