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リファラルインタビュー Vol. 2 〜 新卒 1 年目の決断。研究室同期 2 人の縁を再び繋いだリファラル採用

(画像左から 堀江、笠井)

自社をよく理解する社員が、募集職種や自社のカルチャーにフィットしそうな友人/知人を紹介する「リファラル」採用。フライウィールにおいては創業期から多くのメンバーがリファラルによって入社され活躍しています (かくいう筆者の私、佐々木もリファラルで入社しています)。

数ある事例の中から、リファラル当事者の対談を通じて、採用成功の秘訣に迫ります。

 

リファラルインタビュー 第二弾は、どちらも新卒 1 年目に大手企業から当時創業 3 期目のフライウィールに飛び込んできてくれた Data Scientist 笠井さん と Software Engineer 堀江さんの対談です。

研究室の同期だった 2 人が、新卒で別の会社に入り、社会人 2 年目にはフライウィールでまた合流することになった経緯には、共通点の多い 2 人だからこその共感と、「この人がいるなら大丈夫」という絶対的な信頼がありました。

 

笠井 誠斗 Data Scientist / Software Engineer

2022 年入社。以前は Amazon Web Services Japan にて、アナリティクス系のサービスを中心とするアーキテクチャ設計・提案に従事。現在はデータサイエンス領域での分析・可視化・実験に加え、データエンジニアリングや開発にも注力。慶應義塾大学大学院修士課程を修了し、学生時代はディープラーニングを用いた動画認識・ビジョン & ランゲージの研究に取り組む。

 

堀江 秀斗 Software Engineer

SoftBank にて、携帯契約システムのバックエンド開発を担当。その後、2022 年 4 月にフライウィールに参画し、Data Engineer として DWH(データウェアハウス)や機械学習パイプラインの構築に従事。慶應義塾大学大学院修士課程を修了し、学生時代はディープラーニングを用いた画像処理の研究に取り組む。

 

研究室の同期から社会人 2 年目にして職場の同僚に

– まずはお二人の関係性から教えてください!

笠井:学部 4 年から修士 2 年の 3 年間にわたり、研究室の同期として切磋琢磨した仲です。主に研究活動をしていた部屋は違いましたが、研究内容は似ていたので当時は飲みに行ったり、卒業してからもスマブラをしたりと交流は続いていました。

堀江:研究室ではお互いコンピュータービジョンの研究に励んでいました。研究室以外にも、一緒に同じ会社のインターンシップも経験しましたね。

笠井:大学院修了後はお互い別の大手企業に新卒入社しました。ソリューションアーキテクトとして色々な企業のアーキテクチャを見て勉強になりましたが、エンジニアとしてどうしても手を動かしたい、という思いから、入社から 10 ヶ月で過去にインターンをしていたフライウィールに転職しました。

となると、笠井さんが堀江さんをフライウィールに誘ったんですね?

堀江:いえ、フライウィールの採用チームから LinkedIn でスカウトメッセージが届いたのが最初のきっかけです。笠井さんがフライウィールに転職したことは事前に聞いていて純粋に興味があったので、近況報告がてら会社について聞いてみようと思い笠井さんに連絡しました。

 

誰もが知る大手企業からスタートアップへの転職を突き動かしたモノ

堀江さんから相談を受けた時、笠井さんはどう思いましたか?

笠井:堀江さんの業務内容や、もっとこんなことがやりたい、という想いを聞いて、率直にフライウィールにフィットしそうだな、と感じました。研究室時代から一緒に時間を過ごしていましたし、二人とも新卒で大手企業に入社をしたこともあり共通点が多かったので、堀江さんが感じていたモヤモヤは、きっとフライウィールに来れば解消するだろうな、と。

堀江:笠井さんの話を聞いて、率直に面白そうだと感じ、スカウトを送っていただいた採用担当の方に「すぐに選考に進ませてください!」と連絡しました。以前からデータ利活用の分野に対する興味関心が高かったためフライウィールの事業領域に魅力を感じたこともありますが、整っていないことに対して自立してなんでもやってみたいタイプなので、成長スピードを加速できることにワクワクしました。

笠井:ポジティブな話もたくさんしましたが、大企業からスタートアップに転職するリスクも併せて伝えました。自分で全部やることになるからとにかく忙しいし、ベンチャー企業の生存率が 6.3 %というデータもあり、会社がいつまで続くかも分からないよ、と。

笠井さんの話を聞いて、スタートアップへの転職に不安はありませんでしたか?

堀江:全くなかったです。笠井さんが働いているから問題ないだろうな、と!選考では 4 名の面接官と対話しましたが、どの面接官も優秀なだけでなく雰囲気もとても良かったので、この環境だったら働きやすいだろうな、と選考を通じてさらに魅力が高まりました。

 

フライウィールに入社して感じたポジティブなギャップ

-大企業からスタートアップへの転職に一切不安はなかったとのことですが、入社後にギャップを感じたりはしませんでしたか?

堀江:ポジティブなギャップならありました!大企業の新卒は、入社から 2-3 年くらいは周囲のサポートがある前提で若手として扱われる感覚があり、「もっとやりたい!」という思いから転職しました。フライウィールでは全く新卒扱いされないどころか、社会人 3 年目で中途採用の技術面接まで任せてもらえるようになり、経験の時間軸が一気に縮まったと感じています。また、スタートアップは環境が整っていないという先入観があったのですが、強いインフラチームのおかげでエンジニアにとって生産性が高めやすい環境が整っていることに驚きました。PC のスペックもかなり良いと思います!

 

リファラル採用だからこそ得られた、同期のような心強い存在と安心感

-リファラル採用のメリットは何だと思いますか?

笠井:実際に働いていると、どんな業務内容で、どういう人を求めているか理解しているので、マッチングの確度は格段に上がると思います。事実、私は堀江さん以外にもう 1 名リファラルで推薦したメンバーが入社に至っています。また、リファラルされる側にとっては、選考の各プロセスでサポートを受けられるのもアドバンテージだと思います。例えば、面接官はどんな人か、自分の面接ではどんなことを聞かれたかなどを事前に知ることができます。

堀江:笠井さんからフライウィールの魅力も課題もあらゆる話を聞けたことで、入社後のギャップが小さくすみました。また、入社時期こそ違えど、まるで同期のような近しい存在に感じ、知り合いがいるというだけで安心感がグッと増しました。そのおかげで、周囲のメンバーともより気軽にコミュニケーションが取れ、チームに比較的早期に馴染めたと感じます。

リファラル成功率 100% の笠井さん。そんな笠井さんが声をかける際に気をつけている点があればぜひ教えてください!

笠井:自身が声をかけた友人が入社できないと気まずさを感じる、という声もあるかとは思いますが、採用は一期一会で、相互理解を深めた先のご縁のあるなしは、タイミングも大きく影響するものだと思います。受ける・受けないは別として、まずはフライウィールと気軽に接点を持ってみたら?と背中をポンっと押すような感覚で声をかけることを意識しています。選考を受けることになった際は、一緒に働きたいという想いで全力でサポートしたいですね。

研究室で切磋琢磨した 2 人が、今度は同僚として切磋琢磨し合う関係性になったのも、リファラルによるご縁があったからこそ。入社後めきめきと頭角を現し、それぞれの分野で活躍する笠井さんと堀江さん。今後も 2 人の活躍を見守りつつ、2 人のようなご縁がさらに繋がっていけるような環境や仕組みを整えていきたい、と人事として改めて奮起させてくれたインタビューでした。
そんな二人が活躍するエンジニアリング部門の 中途採用ポジション一覧はこちら

 

2024年度 株式会社フライウィール 会社紹介資料|採用への応募者に向けたご案内 from FLYWHEEL Inc.

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Author:佐々木 利雄 Manager of HR/TA

2021年11月入社。リクルーターとしてビジネス・コーポレート系職種をメインに採用業務に従事した後、現在はビジネス部門のHRBP業務や、人事総務・カルチャー推進等幅広く担当。前職は外資系人材エージェンシーのHRとして、採用を中心に労務・研修等人事業務に従事。